第2回 障害者就業・生活支援センター
ワーキング・トライ連絡会議
いたばし就労支援ネットワーク会議
『区内企業と就労支援機関との交流会』 報告
平成28年度より、板橋区内の障害者就労支援機関を対象に「いたばし就労支援ネットワーク会議」を企画し、区内の就労支援ネットワーク体制づくりを目指して年に数回開催して参りました。今年度は、東京商工会議所板橋支部と共催で「区内企業と就労支援機関との交流会」というテーマで開催致しましたのでご報告します。
●日 時:平成30年3月6日(木)14:00~16:30
●会 場:東京商工会議所 板橋支部 会議室
●共 催:東京商工会議所 板橋支部
●参加者:企業、就労継続支援A型事業所、就労継続支援B型事業 所、就労移行支援事業所、就労支援センター、学校、行政 等 計31名
◆講演Ⅰ 『板橋区内企業の状況』
●講師:東京商工会議所 板橋支部 事務局長/シニア地域振興コーディネーター 新保邦彦氏
*工場・印刷業が盛んだった板橋区。働く人、住む人が増えて商店街が発展した。最近は地場産業である製造業の廃業や工場の県外移転などが増加。特に“人材不足”が今年度より深刻化。そのため、多様な人材(障害者、高齢者、女性、外国人等)の活躍を推進していく必要性を感じている。
●参加者アンケートより ・法定雇用率等の問題もあり、企業がなかなか前向きに取り組めていない現状が分かった。 ・商工会議所に関する理解を深めることができた。
◆講演Ⅱ 『障害者雇用の取り組みについて』
●講師:株式会社タニタハウジングウェア 代表取締役社長 谷田 泰氏
*数年前から障害者雇用を意識し都内特別支援学校の見学や業務の発注をする中で理解を広げていった。3年前より特別支援学校の学生インターンシップの受け入れを行い、徐々に就職候補生として受け入れ、現在1名の卒業生が就職している。計画的な雇用までの道のりと雇用後の管理、社内理解促進の取り組み等について具体的にお話いただく。
●参加者アンケートより ・障害、健常者関係なく「一人の社員」として戦力になる事例をお話し頂きました。 ・とても新鮮な関わり方をされていて、送り出す側としてはほっとしました。
◆就労支援機関の事業紹介(就労移行、就労継続支援A型、B型、 就労支援センターより)
◆グループディスカッション「企業と就労支援機関との連携を考える」
●参加者アンケートより ・就労を支援する側と企業側の双方の視点でディスカッションができ良かったです。 ・就職された方が定着していけるよう、特性を正確に把握し伝えて行くことが自分たちの仕事、役割だと認識しました。
ご参加していただいた皆様、ありがとうございました。 次回も、よろしくお願い致します。